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らっかせいブログ -北海道・十勝の会計士-

①公認会計士・税理士・FP ②読書日記 ③北海道(主に道東)の観光日記  などについて書いております。

読書日記『日本でいちばん大切にしたい会社』坂本光司

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『日本でいちばん大切にしたい会社』坂本光司 あさ出版

★概要
世の中の経営者は5つの言い訳をする。「景気や政策が悪い」「業種・業態が悪い」「規模が小さい」「ロケーションが悪い」「大企業・大型店が悪い」の5つだ。経営者はもっと使命感と責任感を意識して行動すべきである。
一方で、言い訳をせず多くの人を満足させるサービスを提供する立派な会社もたくさんある。この本では以下の5つの会社を紹介している。
日本理化学工業:社員の7割が障害者だが、彼らは人から必要とされていることにやりがいを感じ、彼らの創意工夫で会社が成長している。
伊那食品工業:48年間増収増益を続けた会社で、敵はつくらずオンリーワンになることを信条としている。100年間のカレンダーを社内に貼ることで、社員のやる気を出している。
中村ブレイス:島根県の田舎でロケーションは悪いのだが、世界に1つだけの物づくりと称してつくる医療器具は売れており、都心からの求職者も多い。
柳月:数々のコンクールで賞を総なめにしている十勝のお菓子メーカーで、就職競争率100倍という人気の高さを誇る。人を幸せにすること、家族の団らんを創ることなどを目標とし、「北海道を包んでお菓子を販売する」ために北海道以外に支店は置かない。
杉山フルーツ:一時倒産寸前まで陥ったが、贈り物とイベントに力を入れ、年中無休で頑張った結果、見事に復活した会社。

★感想
日本の中小企業は400万社以上、その中でどれだけの企業が大切と思われているのでしょう?
ここでのポイントは、社会の人々から大切にしたいと思われることです。

× 世の中の人からお金を絞りとり、社員の私腹を肥やすためだけの会社。
× 環境に悪い廃棄物をたくさん排出する会社。
× 法律・ルールを守らないで人に迷惑をかける会社。
そんな会社は世の中にいりません。

会社はこの本に書かれているような、「社員・家族・取引業者・顧客・社会・株主など全員を幸せにする」「社会の弱者を大切にし引き立てる」「感動をつくりだし人と人を結びつける」「地球環境によい」存在であるべきです。

そんな魅力ある会社をいくつも紹介しているこの本はとても面白かったです。

著者は大学教授で、全国6000社以上の企業を訪問し、フィールドワークやケーススタディーを重視した研究を行っている方です。
この本に書いた会社以外にもたくさん「大切にしたい会社」はあるそうなので、ぜひ続編も書いてほしいです。

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テーマ:書評 - ジャンル:本・雑誌